7月11日(金)郷土資料館の方をゲストティーチャーにお迎えして、6年生による歴史教室が行われました。
川口市から出土した縄文・弥生式土器を子供たちが実際に触ったり、当時の道具に触れたりすることで、4000年以上前の時代にタイムスリップすることができました。
子どもたちは、実際に本物の土器や石器を手に取り、形や重さ、模様の違いを観察しながら、当時の人々のくらしや工夫に思いをはせていました。教科書の写真ではわからない細かな手ざわりや、模様の意味を体感することで、歴史がより身近に感じられたようです。
「こんなに貴重なもの落としたら大変!」「模様がすごくきれいで、意味があるのかな?」と、目を輝かせながら発見や疑問を話し合う姿が印象的でした。
縄文人、弥生人の気持ちになれたのではないでしょうか。
これだけたくさんの土器が川口市から出土したのなら「僕たちの家の庭にも土器が埋まっているかも!」と沸き立つ子供たちでしたが、実はその頃は海水面がいまよりもずっと高く、川口市の南部は海の底…。それでは魚の化石しか出てこないか…。
太古のロマンに思いを馳せた素敵な時間を過ごすことができ、みんな大満足でした。
このような体験を通して、昔の人々の知恵や努力に気づき、現代と比較しながら歴史を学ぶ楽しさを実感していってほしいと願っています。