1 目指す学校像
「子供たち一人一人を大切にするあたたかな学校」
(1)一人一人の学力をしっかりと伸ばす学校
(2)いじめがあってもすぐに解決する学校
(3)不登校の解決策をさぐる学校
(4)一人一人が活かされる場面がある学校
(5)心のこもった明るく元気なあいさつと笑顔があふれる学校
(6)安全で整備された環境のもと、きれいな歌声が響く落ち着いた学校
(7)保護者や地域の方々と共に歩む、地域に根ざした信頼される開かれた学校
2 学校教育目標(目指す児童像)
すすんで学ぶ子(知)・明るい元気な子(体)・思いやりのある子(徳)
令和4年度キャッチフレーズ「えがおキラキラふなとっ子」
○すすんで学ぶ子
・先生や友だちの話をしっかり聞く子
・学習規律が身についている子
・自ら課題を見つけ自ら学ぶ子
・表現力豊かに発信する子
○明るい元気な子
・明るく元気にあいさつする子
・決まりを守り健康、安全に生活する子
・ねばり強く前向きにチャレンジする子
・進んで運動し体を鍛える子
○思いやりのある子
・友だちを大切にしやさしく接する子
・相手の立場を考えて行動する子
・よさを認め合い協力し合う子
・「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える子
3 目指す教職員像
目指す学校像「子供たち一人一人を大切にするあたたかな学校」の実現をすべての基本とする
(1)確かな指導力、情熱と行動力をもった教師
・課題解決に向け一丸となって前向きに取り組む教師集団「ONE TEAM」
・教育相談的手法を身につけた教師
・互いに磨き合い高め合い、日々の授業を大切にする教師
・発達等に課題のある子供へのより適切な対応を目指す教師
(2)明るく健康で魅力ある教職員
・人間性豊かな教職員
・子供の変化、進歩、よさを見いだし、子供とともに感動できる教職員
・やさしく丁寧に子供、来校者、同僚に接する教職員
(3)子供、保護者、地域の方々に信頼される教職員
・地域に出向き、保護者や地域の方々の声に積極的に耳を傾け、真摯に受け止める教職員
・教育公務員として厳正な服務、適切な服装や言葉遣い等に留意する教職員
・時間や期限を守り、時間を効率的に使う教職員
4 学校経営方針
「子供たち一人一人を大切にするあたたかな学校」は、教職員はもとより保護者や地域の方々と共に同じ方向へ子供たち一人一人を大切に育てる学校である。本校では、以下の方針に基づき学校経営を推進する。
(1)すべての子供に各学年の基礎的・基本的な知識・技能を確実に定着させ、「わかった」「できた」満足感や成就感を味わわせ、確かな学力を育成する。
(2)すべての教職員が共通の課題意識をもち、課題解決に向けてそれぞれの特性や能力を発揮し、学校教育目標の達成をめざして一丸となって教育活動に取り組む。
(3)学校応援団(地域の人材)を計画的・効果的に活用するとともに、教職員が積極的に地域と交流し、保護者や地域の方々に信頼される開かれた学校づくりを行う。
5 本年度の重点・努力点
(1)すべての学級で共通の指導を継続して行い、共通の学習規律を身につけさせる。
※名前を呼ばれたら「はい」と返事をし、発言や発表は語尾まではっきり言う指導の徹底
(2)授業・学級経営のユニバーサルデザイン化に継続して取り組む。
(3)一人一人を大切にした「わかる授業」を展開し、基礎基本を定着させ、学力を向上させる。
(4)「舟戸っ子宣言」「舟戸っ子の約束」「早ね・早起き・朝ごはん」に家庭や地域と連携して取り組む。
(5)大規模災害等を想定し、避難訓練を定期的に実施し、安全教育・防災教育を充実させる。
(6)感染症対策を徹底し、できる範囲での教育活動を工夫し充実させられるようにする。
(7)舟戸学園の幼小中連携教育をつうじて、発信・受容・交流の力を伸ばし、他者とよりよく生きる子供を育成する。
6 本年度の具体的な方策(新規・継続徹底)
(1)全教職員経営参画によるチームワークのよい学校づくり ※「チーム舟戸」を合い言葉に
・互いに思いやり、助け合い、何でも相談し合える風通しのよい楽しい職場づくりに努める。
・分掌された校務に責任をもち、「改善点はないか」課題意識を常にもって校務にあたる。
*改善点に気づいたら…管理職に相談→主任→部会→運営委員会→職員会議提案へ
*会議資料や配布文書等のペーパーレス化を積極的に推進する。
(2)「報告・連絡・相談」の徹底
・危機意識を常にもち、「悪い情報」ほど管理職へ迅速に報告する。(迅速・誠実・誠意)
*苦情への回答は、まず報告・相談→組織で対応・初期対応に全力を
・生徒指導上の問題や子供の事故等は、積極的に情報発信し、共通理解のもと共通行動がとれるようにする。
(3)研修の推進による資質・指導力・授業力の向上
・幼稚園、中学校との連携を図る授業づくりを推進する。
・「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善を推進する。
・学力向上プランの改善、特別支援教育の視点に立った授業づくりを進め、全授業の質的向上を図る。
・「メンター制度」を活用するなどして、授業研究を核とした校内研修を充実させる。
(4)信頼関係に基づく生徒指導・教育相談の充実
・すべての教職員が「ダメなものはダメ」という毅然とした態度で共通した指導を行う。
・発達障害等への理解を深めるとともに、全校的な視野に立って学級や学年の枠を超え、相互に連携して一人一人の指導・援助に当たる。
・幼稚園・中学校、教育相談室、児童相談所、市子育て相談課、保健所、警察署等関係機関との連携を継続し、地域ぐるみの生徒指導を推進する。
(5)心の教育の推進
・道徳の時間を要として、全教育活動において道徳教育を推進するとともに、「特別の教科 道徳」の全面実施を受け、「考え、議論する道徳」へと転換する。
・「進んであいさつ・目を見てあいさつ」「ていねいな言葉づかい」を共通指導する。
・学校公開日には、すべての学級で道徳授業を公開する。
(6)きれい、安全・安心な学校づくり
・共通の清掃指導による「もくもく清掃」を徹底させ、きれいな学校にする。
・教室移動、廊下歩行は「もくもく右側通行」を徹底させ、安全・安心な学校にする。
・校内掲示板、学級掲示板を計画的・組織的に活用し、掲示教育を充実させる。
・安全点検(定期・臨時)を実施し、修理を要する箇所には迅速に対応するとともに、施設設備を計画的に整備する。
(7)地域に信頼される学校づくり
・気持ちのよい接遇に徹する。電話は3回コールまでに対応する。「舟戸小学校、○○です。」
・地域の行事、PTA活動に積極的に参加する。
・学校応援団(地域人材)、学校ファームを計画的・効果的に活用する。
(8)服務の厳正と健康管理・負担感の軽減(カエル会議の実施)
・教職員事故や事件を絶対に起こさない、出さない職場の雰囲気を醸成する。
*同僚の気になる言動があれば、互いに声を掛け合える関係づくりを
・一人で抱え込まないで問題には組織で対応する。
・人間ドックなどを活用して自己管理を行うとともに、早めの健康相談と休養に心がける。
・リフレッシュデー(毎週水曜日:18時退勤)・ふれあいデー(定時退勤)を徹底する。
*「舟戸小学校 業務改善スタンダード」の策定と運用
*ゆとりある出勤と早めの退勤を
(9)仕事がはかどる職場づくり(職員室、教室、特別教室等)
・環境整備、整理整頓